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伊良部島にて

ブログをご覧の皆さん初めまして!京都府立医科大学附属病院から参りました酒井です。11月5日から12月1日まで徳洲会伊良部島診療所で勤務させていただきました。

私は伊良部島診療所では主に内科外来業務に従事していました。また、院長の星野先生とともに訪問診療にも伺いました。訪問診療は医学生の時の実習で少し見学に行かせていただいたくらいで、実のところほぼ初めての経験です。訪問診療で行う診療の内容は現在勤務している大学病院とは全く異なり、最初は戸惑いました。大学病院では精密検査のできるCTやMRI、心臓カテーテル検査室などもあり、是非検査してほしい、治療してほしいと大勢の患者さんが来院されます。しかし訪問診療では大型の医療機器はもちろんありません。問診、診察、血圧測定、内服薬の処方などが主な診療内容ですので、設備面では大病院の医療水準と比較して同じことはできません。ですが、星野先生がご自宅に上がり、元気ですかと問いながら、患者さんの肩に手を添えて聴診器をあてると皆さん笑顔になります。診察が終わり私達がご自宅から去る時にはまた来てねと言ってくださいます。大型の医療機器を使用して詳しく精査しているわけでもなく、手術や抗癌剤などの治療しているわけでもないですが、ご自宅での診察に満足しておられる方が多いです。住み慣れた自宅で医師が寄り添って診察するということは本当に価値のあることなのだと実感いたしました。これからまた私は大学病院で勤務しますが、伊良部島で得た経験を忘れずに、専門的な検査や治療を行いつつ、患者さんに寄り添った医療をできるようこころがけていきたいと思います。

そして仕事だけではなく、伊良部島での1ヶ月間、土日には島内の各所に観光に行きました。何回も何回もきれいな青い海を見に行きましたし、美味しい島のお料理もたくさんいただきました。

楽しいことが数えきれないほどありましたが、そんな中で実は私が密かに楽しみにしていたことがあります。それは毎日の診察の間に食べる伊良部島での昼食です!診療所に勤務しておられる管理栄養士さんの考えた献立であり、本当に美味しく、それでいてバランスも取れています。

このお食事は伊良部島診療所に通所リハビリで通ってらっしゃる方にお出ししているものと同じものだそうです。こんな美味しいお食事がいただける徳洲会伊良部島診療所の通所リハビリテーションに通ってみませんか?興味のある方は職員まで一声お声かけくださいとのことです。

私は今現在、伊良部島での研修を終え、帰郷して一夜明けてこのブログの原稿をしたためています。ブログに掲載する写真を探そうとスマートフォンを手に取ると、大切な思い出のつまった写真が何百枚も目に飛び込んできて、すでに懐かしいような気持ちになります。その懐かしい思い出もいつか色あせてしまうのでしょうか。思い出が色あせないうちにまた再訪したいなと思っています。

では最後になりますが、関わっていただいた全ての皆様に、この場を借りて改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!


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