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伊良部島を去る日に

  • 研修医2年目 北口
  • 2016年9月30日
  • 読了時間: 3分

このブログにたどり着いたみなさま、はじめまして!京都府立医科大学 二年目 研修医の北口です

 院長である斎藤先生より伊良部島診療所から伊良部までも活性化すべくブログを更新せよ!という指令が下ってから、幾星霜 気がつけば自分が去る日となっていました(なんと不思議)、楽しい時間は経つのが早いですね。

 なぜ遅くなったのか、自分は何をしていたのか振り返ってみたいと思います。

やはり平日はお仕事です、特に初日はなれない場所で外来という初めての仕事でした。伊良部診療所で働くみなさまは暖かく伊良部島の患者さんを迎え、救急の現場と違い日々元気か体調はいいかを確認しお話をする。そんなゆっくりとした時間の流れる温かい職場、温かい島の方々でした。斎藤先生とともに訪問診療も行い、実際伊良部島の皆様が暮らしている場所を自らの目で見て様々な事を感じました。まさに患者さんに近い医療がそこにはありました。

そして迎える初めての土日、しかし今月9月は毎週台風の襲来を受け、気持ちよく晴れる日は数えるほどでした。そんななかでも9月は素晴らしい研修メンバーに恵まれ、連日 皆で仕事終わりに食事に行ったりしておりました。

 そう、振り返れば前半はご飯探索の日々だったように思います。なかなかブログのネタは決まりませんでした。

そんな日が2週間続き、ようやく青空が顔を見せはじめました。

 天気の良い伊良部島での休日私は写真をずっと撮っていました、周りからはほど良く冷た暖かい目で見られてましたが。私は植村直巳さんの本に幼少期触れたゆえなのか元から好きであったため本に出会ったのか、美しい自然を見て 全身で自然を感じることは素晴らしく楽しいことだと思います。そしてその自分の心に浮かんだ想いを残してくれる手段として、あらに写真を通して感じる新たな魅力(自分の写真はそれを伝えることはできませんが)を見出せるということで写真を撮ることが好きなんだと思います。

やはり自分のブログは写真しかない、そう思いました。

僕の写真を見るでもなくgoogleで検索するとおわかりと思いますが伊良部島・下地島はとても素敵な島です。遠浅でウィンドサーフィンやサップに最適な佐和田の浜、個人的に前浜にも劣らないと思う渡口の浜、シュノーケルに絶好な中の島ビーチ、運が良ければ飛行機が間近で見られる下地空港。一ヶ月台風で時化ている時も、雨でなければ池間島や来間島など有名な浜・ビーチを巡りました。しかしどこにいっても僕が好きな海は伊良部の海でした。人が少なく長閑で素晴らしく綺麗でした。最後の週は伊良部島での仕事が終わると車を走らせ一番近い佐和田の浜を見に行っていました。この一ヶ月で伊良部島の海、そして表現し得ない宮古島にはない雰囲気を感じることができました。本当に伊良部時は素晴らしいところです!(個人的には穏やかな雰囲気が好きなので大声では言いたくありませんが)

いつ帰っても迎えてくれる、そんな気がする伊良部島はこの1ヶ月で心にいつもある居場所になりました。個人的に1ヶ月で食べた中で一番ではないかと思う佐良浜 魚市場いちわで見つけたIRABU TOWNとプリントされたTシャツもかってしまいました。

この1ヶ月 医師として、一個人として全てで伊良部島を感じることができたと思います。1ヶ月 暖かかった診療所の皆様、委員長の斎藤先生 このような機会をくださった大学関係者そして今まで続くに至った、太田凡教授と先代達への感謝の想いでいっぱいです。本当にありがとうございます。まだ短いながらも今まで学んできた自分の知識がこの地域に少しでも役立てられた、そんな一ヶ月であったなら幸いです。

これで一旦は伊良部島研修医としてはお別れです。好き勝手に書いた駄文を読んでくれたかたありがとうございます。これで終いとさせていただきます。


 
 
 
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